「ありがたいこと」を数えると「いいこと」が起こりやすくなる
「ない」を数えていませんか?
「自分はあんまり幸せじゃないなぁ」と、つい思ってしまうときがありませんか?
お給料は上がらず、生活はキツキツ。
ステキな出会いはなかなかない。
周りの人はどんどん結婚していたり、ハッピーそうな感じがしたりするのに、私ときたらうまくいかないことだらけ・・・等々。
自分の「ない」を数え上げてしまうと、あんまり幸せを感じられませんよね。
でもそれは、気がついていないだけ。
自分にはたくさんの「ある」や、ありがたいことがあるのです。
「当たり前」は「ありがたい」こと
「ありがたいこと」というのは、「ラッキーが起こること」だと思っていると、「あんまりないなぁ」と思うかもしれません。
でも、自分が「当たり前」と考えていることも、実は「ありがたいこと」なんですよ!
例えば、朝、目を開くと天井が見えること。ベッドから降りて、歩けること。
もしケガをして不自由だったらできないのですから、すごくありがたいことですよね。
そして蛇口をひねると消毒された水が出てくること。
現在であっても、水汲みに1日往復10キロくらい毎日歩いている人もいるのですから、こちらもありがたいこと。
さらに、お米を炊くとき「お米、近頃高いなぁ」と思うかもしれませんが、田植えや草取りや刈り入れや脱穀を自分がやるとして、その人件費を考えたら、安いし、ありがたいと思いませんか?
「そんなのみんなも同じ」と思っても、それが叶わない人だっているのです。
屋根がある部屋に住めるのも。空調が効いた場所にいられるのも。自分が好きな服を着られるのも。いつでも食べるものが手に入るのも。安心して眠りにつくことができるのも。
これらをすべて叶えられるのは、現在の地球上でも、そして過去の歴史の中でも、実はそう多くはないのです。
気持ちが変わるだけでいいことは起こりやすくなる
そう思ってみると・・・。
コップの水を見るだけでも、なんだかしみじみとした気持ちになりませんか?
落ち込んで、悲しい気持ちになったとき、「ありがたいこと」を数えあげてみましょう。
そして自分が、今の地球上でも、歴史上でも、実はすごく恵まれた人であることを思い出してみましょう。
そうしていくだけで、自分の気持ちが変わっていきます。
すると、あなたの雰囲気もまろやかになって、いいことも起こりやすくなるんですよ!