イヤな気分と上手に付き合うには?

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「損失恐怖」があることに気づこう

イヤな気分は「ない」で生まれる

イヤな気分にはなかなかなりたくないですよね。

けれど私は、「心」と「幸せ」についてずっと研究してきて、イヤな気分になる法則を見つけました。

『「喜び」と「怖れ」の法則』という本で最初に紹介したのですが、それは、

◆「ある」「得る」と気づくと、喜びを感じていい気分になる
◆「ない」「失う」と気付くと、怖れを感じてイヤな気分になる

というものです。

思い出してみてください。あなたがイヤな気分になったときはどんな時ですか?

例えば、「お金を損する」「失敗する」「嫌われる」・・・。こういうことではありませんか?

それらは、「お金を損する」――「お金を【失う】」
「失敗する」――「成功し【ない】」
「嫌われる」――「好意を【失う】」

ということ。つまり、ポジティブなものが「ない」「失う」ということなんですね。

失う怖れが、人生をつまらなくしてしまう

人は、失うことを怖れるのです。

その理由は、人の根源的なことにつながっていて、それについてはまた後日お伝えしますが、自分がイヤな気分、不快な気分になっているときというのは、必ず、「ない」「失う」と怖れているのです。

ですから、「うまくやりたい」「失敗したくない」というのは、人としてすごく当たり前のことなんですね。

けれど、それが行き過ぎてしまうと、「やりたい」と心が感じたこともやめてしまうことになり、失敗はないけれど、つまらない人生になってしまうのです。

イヤな気分と上手に付き合うには

まずは、自分がイヤな気分になったとき、「自分は何を失ったのだろう?」と思うようにしてみてください。

さらに、自分が何かをやろうとして躊躇してしまうとき、「自分は何を失うことを怖がっているんだろう?」とも思うようにもしてみてください。

そうしていくと、自分が【損失恐怖】という心のクセに、すごく縛られているということに気づくようになるでしょう。

「無意識にやる」のから、「自分の心の動きに意識してやる」のでは大違いです。

まずは自分の【損失恐怖】に「気づいて」みてください。 どんどん、自分の心と付き合うのが上手になっていきますから!

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