幸せでいられない理由と幸せを呼び込む最高の方法
このたびは『不幸だなんて、気のせいだよ。~不安が安心に変わる幸せな「縄文感性」生活術~』のご紹介やご感想をお寄せ下さり、本当にありがとうございました。
心ばかりのお礼に、この本を書くことで私がさらに思いを強くした、
「幸せでいられない理由と幸せを呼び込む最高の方法」
をお伝えさせてくださいませ!
幸せでいられない理由とは?
「なんでこんなことが」と思うような悲しい出来事が起こったり、
「自分もこうなったらどうしよう」と災害の報道を見るたびに不安になったり、
今はもうどうしようもないことを思い出してクヨクヨしてしまったり・・・
「不幸」というのはいつもなんとなく心の中にありますよね。
でも、
自分を不幸でなくする方法
というのが、実はあるのですよ。
それは・・・
「考えないこと!」(笑)
「コラッ!」というお叱りの言葉が来そうですが、本当なんですよ。
なぜなら、不幸というのは、自分の左脳が、過去や未来や他人や社会のデータを引き合いに出してきて、自分の状況を「不幸なんだ」とささやくから「不幸」になるのです。
でも、左脳的な思考を止めてしまえば、「不幸」とささやく声はなくなります。
逆に右脳というのは、「今ここ」を感じる脳。そして「今ここ」というのは、けっこう幸せなんですよ。
例を挙げてみましょうか。
今、自分がいるところに、もくもくと煙の尾を引いて、ミサイルが落ちてきているとします。
それを見て、左脳がどうなるかというと、
「あれはミサイルだ!人を殺傷するものだ!自分が危機的な状況にいる!何とかしなくては!イヤ、もうどうすることもできない。ああ、自分はなんて不幸なんだ!」
という思考を走らせるのです。
けれど、右脳は違います。
落ちてくるミサイルを見て、
「白い煙が弧を描いて美しいものがやってくるなぁ。面白いなぁ。ああ、今はお腹も減っていないし、ちょうど心地よい気温だし、いい気分だなぁ」
と感じているんですね(笑)
だから右脳は、たとえ危機的で不幸な状態が起こっていたとしても、「幸せ」でいられるのです。
私たちはみんな、思考する脳である左脳と、感じる脳である右脳をすでに標準装備しています。
そして両方を使って生きているのですが、今の世の中は、不安をあおる情報が多いし、SNSを見れば幸せそうな人と自分をつい比較をするし、やらなければいけないことに追いまくられて効率を優先するので「感じる時間」がとれないしで、左脳偏重になっています。
いつも何かしら思考で頭をいっぱいにしてしまっているんですよね。
それが楽しい未来のことならまだいいのですが、
♠今はもうどうしようもない過去のこと
♠今は何もできない未来のこと
♠「こうなったら」という延々と終わらない悪い予想
♠他人のこと
などでいつも脳を使っていたら・・・
「今ここ」の心地よさを味わう右脳の出番がなくなってしまいます。
そして左脳の働きで「不安」「不幸」をいつも感じることになってしまうのです。
自分を思考の沼から救い出すには?
人がどっぷりと落ち込んでしまっている思考の沼。
でも、安心してください。
「自分」は、自分の思考を「選ぶこと」ができるのです!
ただそれにはいくつかの方法があります。
『不幸だなんて、気のせいだよ。』では、縄文脳である右脳を目覚めさせ「縄文感性」を育てることのすごさについてお伝えしていますが、右脳を目覚めさせるためには、まず左脳を鎮めないといけません。
文字がいっぱい書いてあるホワイトボードに何かを書こうとしても、読めませんよね?
まずは文字を消すこと。
だから本では、2章の「感性を目覚めさせる右脳活性法」のステップ1として
🔶思考を止める
ということをお伝えしています。
「あ!また自分はこんなことを考えていた!」と気づいたら、そのことについて考え続けることと、考えるのをやめることの、二つの選択ができますよね。
「自分がぐるぐるした思考をしていたことに気づくこと」
「そしてそれをやめようと思うこと」
まずはそれが、自分が「思考の沼にいたんだ!」と気づき、そこからどうするかを「自分で選べること」を実践するきっかけになります。
左脳の思考が「自分の意識」にべったりくっついていると、「クヨクヨ考えるのが【私】なの」と思ってしまうこともありますが、そんなことはありません。
クヨクヨさせているのは左脳だけ。
【私】は左脳のクヨクヨに引きずられているだけで、それは切り離すこともできると気づけば、
「やーめた」「脳のムダ遣い!」とやめればいいのですね。
とはいえ、思考グセはそうそうなくなりません。だから、ステップ2として
🔶五感に意識を向ける
というのをお伝えしているのです。
体感というのは「今ここ」なので、二の腕をパンパンと叩いてみたり、呼吸に意識を向けたりすることで、思考を分断するのですね。
本では、さらに
🔶直感を受け取る
という、ステップ5まで紹介していますので、ぜひ読みながらそこまで進んでみてください。
直感が冴えるようになると、いろいろラクですし、「安心」がいつも心にあるようになっていきますよ!
不安や怖れを手放そう
不幸の最大の原因は、左脳的な思考をすることですが、自分を不幸にしてしまう思考は何からくるかというと
「不安と怖れと思い込み」です。
人間関係で、「あの人にこう言われてしまうんじゃ」というようなイヤなことを考えたりしますよね。
そんなとき、「悪口を言うあの人のせい」と思うものですが、実は
「自分の中の不安と怖れと思い込み」が原因だった
ということを、5章の「幸せな人間関係を作る自分になる」で書いています。
自分の中にある、
♠自分は悪口を言われるようなところがある
♠自分は大したことがない弱い人間だ
という怖れ。
それがあることによって、「自分は悪口を言われる」という思いになって、「悪口を言われる」という現実を引き寄せていたのです。
本には私の経験談も載せていますが、
🔶「手放しのワーク」
をやることによって、自分の中にある思い込みの思考をクリアーにしたことで、悩みがピタリと消えた!ということがありました。
怖れというのは、
♠お金が無くなること
♠自分には実力がないと思うこと
♠孤独になること
♠自分が迷惑をこうむること・・・
色々なものがあります。
でもそれらはすべて、
<左脳でジャッジしているだけのこと>
なのです。
それは「自分」ではありません。
だから、その思い込みを手放しワークでクリアーにして、左脳的な動きを軽くしていくこと。
これも幸せでいられない自分を解放することになりますよ!
幸せを呼び込む最高の方法
このようにして、
🔶思考をストップする
🔶怖れや思い込みを手放す
ことをしていくと、左脳が静まってきて、縄文感性である
「感じる」「愛でる」「親しむ」「楽しむ」
が働きやすくなっていきます。
丁寧に感じることで、当たり前のことがより色鮮やかになり、
愛でることで幸せホルモンがドパーンと出て、
親しむことで心が動いてつながりも増えて、
創造する楽しみで自分の可能性や生きがいも豊かになっていく・・・
そんな日々を送っていれば、いくつになっても愛されるし楽しいし、心豊かでいつも幸せでいられることでしょう。
とはいえ、左脳的な「ぐるぐる思考」は、当たり前のように戻ってきます。
ぜひそのたびに、「沼にハマらないぞ!」と、「思考は選べる」ということを思い出してください。
そうやって軌道修正していくと、ぐるぐる思考の時間が減っていき、頭に浮かぶのが
💖これからの楽しいこと
💖自分がすると良いことの直感
になっていきますよ。
また、望まないことが思ってモヤッとしたら、考えるのをやめて、「望むこと」のほうを考えましょう。
そうしたら、左脳はムダなぐるぐる思考をする代わりに「それをするにはどうしたら」のために動いてくれるようになります。
私が思う「究極の幸せ」というのは、「ホッとリラックスして、安心して満たされている状態」。
思考を鎮めて「今ここ」に戻り、「感じる」「愛でる」「親しむ」「楽しむ」の縄文感性を働かせていたら、間違いなく満たされていきます。
そして、そうしていると何が起こるかというと・・・
🔶「自分の思っていること」が「自分の見る現実になる」
という法則によって、
🌟満たされている現実をいつも味わえる🌟
ということになるんですよ!
今はたくさんの情報が流れ込んできますし、怖れをあおる情報はアクセス数を稼げるので、これからもどんどん増えていくでしょう。
けれどそれらをうのみにして、「自分がそうなるか」など分からないのに、「そうなってしまったら」と考えれば考えるほど、そういう現実を引き寄せかねません。
ですから、「自分に必要なこと」と「そうではなく、左脳があおられているだけのこと」を見極めながら、「ない」では「ある」を見つけ、さらに「見えない大いなる力」からのメッセージともいえる直感を受け取って、自分の心をいつも満たすようにしていましょう。
そうしていれば、いつも安心と信頼を感じながら、自分を思いっきり生きることができますよ!
たくさん感じて、たくさん愛でて、たくさん親しんで、たくさん楽しみましょう。
「何かが起こる幸せ」を待つのではなく、すでにある幸せを感じ取り、それを大きくして、「いつも幸せ」な自分になりましょう。
『不幸だなんて、気のせいだよ。』を、そのツールとして使っていただけたら、とても嬉しく思います。
また、オンラインコミュニティ「幸せな生活術+研究所」では、幸せの智慧の共有やzoom交流会、「幸せ力向上ワーク」などで「いつも幸せ」な自分になることができます。
ご一緒できたら、とっても嬉しいです!
このたびは、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
感謝を込めまして 恒吉彩矢子